はりまるしぇコラム > 朝がゆ 湯壷がゆの由来
塩田の地名は、「田畑の中に塩の湧く処あり、その地名を塩田とする」と名付けられました。源泉の泉質は、炭酸重曹弱食塩泉。
塩分が含まれ胃腸病、神経痛に効能があります。
当館は、明治七年の創業ですが、温泉は江戸時代より播磨唯一の温泉として、播磨地域のみならず淡路、四国より多くの湯治客の利用があったと記録に残っています。
当時から、源泉のことを地元では「湯壷」と呼ばれ親しまれ、温泉に入るだけでなく、飲み、おかゆにして食して利用されてきました。
特におかゆは、「湯壷がゆ」と呼ばれ、塩田温泉で食べるのが湯治客の楽しみの一つでありました。
現在も朝がゆとして続けてお出ししております。
調味料を一切加えない天然の味です。
御賞味下さいませ。
【店舗】 塩田温泉 湯元 上山旅館