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蒲鉾職人 味ひとすじ 其の四
蒲鉾職人 工場長 吉田利男
品質へのこだわり 生地づくりが蒲鉾の生命
蒲鉾づくりで一番大切なのは生地(すり身)作りです。蒲鉾の粘りは塩ずりという過程で生まれます。職人がその日の気温やすり身の状態を見ながら微妙に調整し、すっていきます。その日のすり身が出来上がったら全員で試食をしてハトヤの品質になっているか確認します。「昨日と同じにやったから今日も同じ」ではないんですね。機械まかせには出来ません。
味では負けないという自負がありますから、これからは安全・衛生面も大手に負けないようさらに向上させていきますよ。
今はかまぼこ道場の指導もしています。色々なお客様がいらっしゃいますのでとても楽しいですね。 特に小さなお子さんは、付け包丁で蒲鉾を板に盛ると目を輝かせて見てくれるのでうれしいです。みなさんもぜひ参加して欲しいですね。
【店舗】 かまぼこのハトヤ