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門松

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門松(かどまつ)とは・・・

門松とは、お正月に家の入り口に立てられる一対になった松や竹の飾りのことで松飾りとも言われています。 お正月は本来、神様(歳神)が地上に降りてくる日です。門松は、神様が私たちの家におりてくるときの目印なのです。

門松に使われてる植物の意味

まずは「竹」。竹には、節があること、まっすぐに伸びることから、まっすぐに幸せな人生の節目(七五三、成人式)を迎えるようにという願いが込められています。
「松」は、生命力が強く、常緑の葉が長寿や健康を象徴する代表的な縁起の良い植物です。
「千両」は、赤い実をたくさん付けることから「子孫繁栄」の象徴に。またその実を大金に見立て「千両」の名がついたそうです。
「南天」は、”難を転じる”、難転(なんてん)、成天(なるてん)の意味になぞらえる縁起の良い植物です。
最後に「葉牡丹」。葉牡丹は、幾重にも重なる葉が「吉事が重なる」とされています。お正月には欠かせない名脇役です。

門松の設置期間

門松は、クリスマスが終わる25日以降に設置されることが多いです。12月29日は「二重苦」、また9の末日でもあるので「苦待つ」と解釈され、12月31日に飾るのは「一日飾り」といって神をおろそかにするということから、12月28日までに飾るか、30日に飾るのが良いとされています。
飾る期間は、1月6日の夕方に片づけて、翌1月7日の「七日正月」を併せて7日までを「松の内」と呼ぶことが多いですが、地域により1月15日の小正月まで飾るなど様々です。

門松の飾り方

松や竹などの材料が手に入らなかったり、住宅環境の変化から本格的な門松が飾られることは少なくなりました。一般家庭用には、ミニ門松や寄せ植え風の門松がおすすめです。

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