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姫路文学館

姫路文学館って?

姫路文学館は、姫路を中心とした播磨ゆかりの文人たちを顕彰し、資料の収集および調査、研究を行うとともにあらゆる文学活動の拠点とすることを目的に、平成3年(1991年)4月、市制百周年事業の一環として開館した博物館施設です。国宝姫路城の北西に位置し、建築家 安藤忠雄 氏の設計によるユニークなデザインが古い町並みに新しい風景を添えています。

姫路文学館の特別展・企画展のお知らせ

特別展「漫画家生活30周年 こうの史代展」 NEW

特別展「漫画家生活30周年 こうの史代展」
~鳥がとび、ウサギもはねて、花ゆれて、走ってこけて、長い道のり~

こうの史代(1968年生まれ)は、漫画というフィールドで、実に多彩な表現活動をしてきました。

お花屋さんが舞台のコミカルなショートストーリー連載『街角花だより』(1995)でデビューし、インコとの日常を描く4コマ漫画『ぴっぴら帳(ノート)』(1997から2004)で人気を博します。ニワトリと少女のユニークな日々を綴った『こっこさん』(1999から2001)も忘れることはできません。〈命あるものと共にある日常〉 を見つめた、これら初期作品の世界観があって、『夕凪の街 桜の国』(2003/2004)、『この世界の片隅に』(2006から2009)へつながっていくことになります。

もちろん、それは到達点ではありません。こうの史代はさらに先へ進みます。漫画という表現に、誰よりも強い好奇心を持っているからです。

非凡なアイデア満載の『平凡倶楽部』(2006から2010)で読者を驚かせたかと思えば、『ぼおるぺん古事記』(2011から2012)ではボールペンだけで「古事記」を忠実に漫画化しました。東日本大震災の翌年から連載を開始した『日の鳥』(2012から)は、妻を探す雄鶏の目を借りて、移りゆく時の流れをスケッチしています。

漫符を素材にした画期的な漫画図鑑『ギガタウン 漫符図譜』(2015から2017)、「百人一首」と遊んだ華麗なカラー1コマ漫画『百一 hyakuichi』(2018から2020)、「般若心経」をコロナ禍と重ね、2色の線が絡み合う最新長編『空色心経』(2023から2025)など、新しい漫画の可能性へ向けて、挑戦は続きます。

こうの史代の特徴として、アシスタントを使っていないことが挙げられます。そのため、どの線にも彼女の気持ちがこもっています。たった一人で描いた「一枚の絵」として原画を見ることで、これまで気づかなかった線の魅力、色の力を感じていただけることでしょう。

本展では、10代の時の作品から最新作まで、500枚以上の漫画原画を展示します。そのほかデビュー以前の貴重な資料の数々、膨大な挿絵原画、絵本原画、ブログ「こうのの日々」に登場するスケッチブック、執筆風景を記録した初公開の映像など、こうの史代の画業のすべてがわかる展覧会です。

会場の広さの都合から、前期と後期で、ほとんどの作品を展示替えする予定です。見ていただくには、少し面倒をかけてしまいます。でも、この姫路文学館から初めて展示される、今年連載が始まった漫画原画の展示もございます。前期後期、どちらを見てくださっても、充実の内容です!(もちろん、両方見ていただくのもうれしいです!)楽しみに待っていてくださいね。

【会期】2026年4月18日(土)~6月21日(日)

[ 前期:2026年4月18日(土)~5月10日(日) / 後期:2026年5月13日(水)~6月21日(日) ]

詳しくは、公式ホームページをご覧ください

姫路文学館

姫路文学館の外観写真
所在地
〒670-0021 姫路市山野井町84番地
電話番号
079-293-8228
FAX
079-298-2533
開館時間
10:00-17:00 ※入館は16:30まで
休館日
毎週月曜日(休日の場合は開館)、休日の翌日(土日の場合は開館)、年末年始(12月25日~1月5日)
バスで

【1】JR・山電姫路駅前の神姫バスターミナル9・10・17・18番(一部停車しない系統がありますので、ご確認ください)乗り場から乗車約6分「市之橋文学館前」下車→北へ徒歩約4分

【2】城周辺観光ループバス「清水橋・文学館前」下車→西へ徒歩約3分

お車で

【1】姫路バイパス「中地ランプ」下車→北東へ約15分

【2】山陽自動車道「姫路西I.C」下車→南東へ約25分「姫路東I.C」下車→南西へ約25分

【3】中国縦貫自動車道「福崎I.C」より播但連絡自動車道「砥堀ランプ」下車→南西へ約25分

【4】国道2号線より、大手前通りを北上→姫路城前を西へ約700m→野本眼科の角を右折約200m

※駐車場(50台・無料)※大型バスでご来館の場合は事前にご連絡ください

姫路文学館の取材日記
特別展取材日記「こころ」から百年 夏目漱石

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