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姫路文学館

姫路文学館って?

姫路文学館は、姫路を中心とした播磨ゆかりの文人たちを顕彰し、資料の収集および調査、研究を行うとともにあらゆる文学活動の拠点とすることを目的に、平成3年(1991年)4月、市制百周年事業の一環として開館した博物館施設です。国宝姫路城の北西に位置し、建築家 安藤忠雄 氏の設計によるユニークなデザインが古い町並みに新しい風景を添えています。

姫路文学館の特別展・企画展のお知らせ

企画展「生誕120年記念 木山捷平展」NEW

平凡に、そしてたくましく生きる人々のいとなみを描き出し、その飄々とした無二の作品世界に根強いファンを持つ小説家・詩人木山捷平。

じつは、その苦悩の青春の一時期を姫路で小学校教員として過ごしていました。父親から文学の道を進むことを猛烈に反対され続けた木山が、個人誌「野人」を創刊したのは、姫路で教師をしていた昭和2年のことでした。その創刊号の後記に「私はひとりぼつちだ」と書いた孤独な青年は、この姫路時代の終わりの昭和4年に、第一詩集『野』の刊行と共についに上京を果たし、本格的な文学活動をスタートさせました。

昭和初期の文壇で頭角を現し始めた矢先の昭和19年12月、すでに敗戦の色濃くなった時期に満州に渡り、「百年を生きたほどの苦しみに耐えた」という約1年の難民生活を経て生還した木山。そんな苛酷な満州体験をユーモラスに綴った『耳学問』などにより、世の中がこの作家の魅力に気づいた時、彼はすでに五十代半ばとなっていました。

本展では、木山自身もほとんど何も書かなかった知られざる姫路時代にスポットをあてるほか、井伏鱒二、太宰治など同時代作家との交流、そしてようやく訪れた木山ブームの様相などをたどります。

「駄目も目である」――囲碁好きの木山が好んで書いた言葉です。どんなに辛く苦しい時も文学を手放さず、あえて目立たぬことを好むかのように、ひたすらに庶民の座に腰を下ろして書き続け、生きぬいた一人の男が、日本文学史上まれにみる作家として読み継がれている理由とは―。

生誕120年という節目に、没後50年以上を経ても愛され続ける「木山さん」の魅力にせまります。どうぞご期待ください。

【会期】2024年2月17日(土)~4月14日(日曜日)

詳しくは、公式ホームページをご覧ください

姫路文学館

姫路文学館の外観写真
所在地
〒670-0021 姫路市山野井町84番地
電話番号
079-293-8228
FAX
079-298-2533
開館時間
10:00-17:00 ※入館は16:30まで
休館日
毎週月曜日(休日の場合は開館)、休日の翌日(土日の場合は開館)、年末年始(12月25日~1月5日)
バスで

【1】JR・山電姫路駅前の神姫バスターミナル9・10・17・18番(一部停車しない系統がありますので、ご確認ください)乗り場から乗車約6分「市之橋文学館前」下車→北へ徒歩約4分

【2】城周辺観光ループバス「清水橋・文学館前」下車→西へ徒歩約3分

お車で

【1】姫路バイパス「中地ランプ」下車→北東へ約15分

【2】山陽自動車道「姫路西I.C」下車→南東へ約25分「姫路東I.C」下車→南西へ約25分

【3】中国縦貫自動車道「福崎I.C」より播但連絡自動車道「砥堀ランプ」下車→南西へ約25分

【4】国道2号線より、大手前通りを北上→姫路城前を西へ約700m→野本眼科の角を右折約200m

※駐車場(50台・無料)※大型バスでご来館の場合は事前にご連絡ください

姫路文学館の取材日記
特別展取材日記「こころ」から百年 夏目漱石

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