姫路文学館って?
姫路文学館は、姫路を中心とした播磨ゆかりの文人たちを顕彰し、資料の収集および調査、研究を行うとともにあらゆる文学活動の拠点とすることを目的に、平成3年(1991年)4月、市制百周年事業の一環として開館した博物館施設です。国宝姫路城の北西に位置し、建築家 安藤忠雄 氏の設計によるユニークなデザインが古い町並みに新しい風景を添えています。
姫路文学館の特別展・企画展のお知らせ
特別展「画業50年のあゆみ 黒井健 絵本原画展」![NEW](images/new.gif)
![特別展「画業50年のあゆみ 黒井健 絵本原画展」 「手ぶくろを買いに」より コピーライトKen Kuroi](images/news_pic240706_02.jpg)
日本を代表する絵本画家 黒井健さんの画業50周年を記念した展覧会を開催します。
黒井さんは、25歳の時、「絵を描いて一生を過ごしたい」と考え、イラストレーターとして独立。1976年に絵本『あめってあめ』(矢崎節夫・作)で、絵本画家としてスタートを切りました。自身の絵に疑問を抱いていた時期に手がけた新美南吉の『ごんぎつね』が大きな転機となり、その後、『手ぶくろを買いに』、宮沢賢治の『猫の事務所』、間所ひさこの「ころわんシリーズ」など、第一線でじつに300冊以上の絵本や児童文学の挿画を描きつづけてきました。
本展では、イラストレーター時代に手がけた貴重なカット作品から、出産を控えたお母さんたちを中心に人気の高い『うまれてきてくれてありがとう』(にしもとよう・作)、子どもの創造力とは何かを問いかけ話題となった『まっくろ』(高崎卓馬・作)などの新作絵本、さらに自ら文章を書いた画文集『ミシシッピ』まで、約200点の原画を展示し、その多彩な画業の全貌にせまります。
作品の真意を丹念に見つめて描き出された原画、観る者の心をやさしく包み込むその繊細で情感豊かな描写をじっくりとご鑑賞ください。
【会期】2024年7月6日(土)~9月1日(日)
姫路文学館
![姫路文学館の外観写真](images/bungakukan_gaikan.jpg)
- 所在地
- 〒670-0021 姫路市山野井町84番地
- 電話番号
- 079-293-8228
- FAX
- 079-298-2533
- 開館時間
- 10:00-17:00 ※入館は16:30まで
- 休館日
- 毎週月曜日(休日の場合は開館)、休日の翌日(土日の場合は開館)、年末年始(12月25日~1月5日)
バスで
【1】JR・山電姫路駅前の神姫バスターミナル9・10・17・18番(一部停車しない系統がありますので、ご確認ください)乗り場から乗車約6分「市之橋文学館前」下車→北へ徒歩約4分
【2】城周辺観光ループバス「清水橋・文学館前」下車→西へ徒歩約3分
お車で
【1】姫路バイパス「中地ランプ」下車→北東へ約15分
【2】山陽自動車道「姫路西I.C」下車→南東へ約25分「姫路東I.C」下車→南西へ約25分
【3】中国縦貫自動車道「福崎I.C」より播但連絡自動車道「砥堀ランプ」下車→南西へ約25分
【4】国道2号線より、大手前通りを北上→姫路城前を西へ約700m→野本眼科の角を右折約200m
※駐車場(50台・無料)※大型バスでご来館の場合は事前にご連絡ください