姫路文学館って?
姫路文学館は、姫路を中心とした播磨ゆかりの文人たちを顕彰し、資料の収集および調査、研究を行うとともにあらゆる文学活動の拠点とすることを目的に、平成3年(1991年)4月、市制百周年事業の一環として開館した博物館施設です。国宝姫路城の北西に位置し、建築家 安藤忠雄 氏の設計によるユニークなデザインが古い町並みに新しい風景を添えています。
姫路文学館の特別展・企画展のお知らせ
司馬遼太郎生誕百年 企画展「小林修写真展 司馬遼太郎『街道をゆく』の視点 -歩いた風土、見抜いた時代-」

司馬さんが伝えようとした言葉とシンクロする、普遍性を持った風景に出会う瞬間があるのだ。(小林修)
小林修氏は「週刊朝日」で連載されていた「司馬遼太郎シリーズ」の写真を17年にわたり担当し、作家司馬遼太郎氏の作品世界を表現しつづけているカメラマンです。司馬氏のライフワーク『街道をゆく』の最後の担当であった村井重俊氏とともに司馬作品ゆかりの地を取材し、その原風景を撮りつづけてきました。
本展は、小林氏が長年にわたり撮り重ねてきた膨大な写真群のなかから厳選した約百点を展示します。写真のテーマは『街道をゆく』をメインにすえて、同作において時空を自在に行き交い、時代をするどく見抜いた司馬氏の思索と密接なつながりをもつ『坂の上の雲』『竜馬がゆく』『播磨灘物語』などの小説、『この国のかたち』ほかのエッセイなどにも広がっています。
東京六本木のフジフイルムスクエア、富士フイルムフォトサロン大阪の展覧会において展示した写真に、姫路文学館では播磨関連の写真を加えています。司馬作品の世界に共鳴する小林氏の写真の魅力をどうぞご堪能ください。
【会期】2023年10月7日(土)~11月26日(日)
姫路文学館

- 所在地
- 〒670-0021 姫路市山野井町84番地
- 電話番号
- 079-293-8228
- FAX
- 079-298-2533
- 開館時間
- 10:00-17:00 ※入館は16:30まで
- 休館日
- 毎週月曜日(休日の場合は開館)、休日の翌日(土日の場合は開館)、年末年始(12月25日~1月5日)
バスで
【1】JR・山電姫路駅前の神姫バスターミナル9・10・17・18番(一部停車しない系統がありますので、ご確認ください)乗り場から乗車約6分「市之橋文学館前」下車→北へ徒歩約4分
【2】城周辺観光ループバス「清水橋・文学館前」下車→西へ徒歩約3分
お車で
【1】姫路バイパス「中地ランプ」下車→北東へ約15分
【2】山陽自動車道「姫路西I.C」下車→南東へ約25分「姫路東I.C」下車→南西へ約25分
【3】中国縦貫自動車道「福崎I.C」より播但連絡自動車道「砥堀ランプ」下車→南西へ約25分
【4】国道2号線より、大手前通りを北上→姫路城前を西へ約700m→野本眼科の角を右折約200m
※駐車場(50台・無料)※大型バスでご来館の場合は事前にご連絡ください