龍野の名産
【素麺】
龍野の手延素麺「揖保乃糸」は文化年間に始まり、冬季農閑期の副業として発達した産業です。その名は全国に知れわたり、夏の冷やし素麺、冬の煮麺と年中好まれています。
龍野の名産
【醤油】
「色をつけずに良い味つける」これが龍野淡口醤油です。
龍野醤油の歴史は古く約四百年前から始まったといわれています。淡口醤油は約三百年前から始まり、揖保川の軟水は醤油造りに適し、脇坂藩の保護のもと発達しました。今では大小十社余りの工場があり、全国三大産地の一つです。
龍野の名産
【皮革】
皮革の歴史は古く、約1600年前に大陸から伝えられたと言われています。
播磨平野をうるおす揖保川系林田川が生みだした龍野の特産の一つで鎌倉時代からの伝統をもつ良質の革を生産しています。衣料・鞄・運動靴・ファッション用品と幅広く利用され、全国生産高の三割以上を占めています。
龍野の名産
【皮革/ランドセル】
写真提供:株式会社セイバン
業界ナンバーワンの生産量とシェアを誇り、子どものためのランドセルを科学しながら、新しい素材を取り入れています。
聚遠亭(しゅうえんてい)
その昔、ここからの眺望絶佳をたたえて「聚遠の門」と呼ばれ、いつの頃からか「聚遠亭」と名づけられました。
その名のとおり天気の良い日には遠く淡路島、瀬戸内の島々を見ることができます。
心字池上にある浮堂の茶室は安政年間城主脇坂安宅が京都所司代の職にあって御所が炎上したとき、その復興に功績があったため、孝明天皇から拝領したと言い伝えられています。
文学の小径・哲学の小径・童謡の小径
赤とんぼ歌碑から聚遠亭に通じる桜道を「文学の小径」といいます。
白鷺山南斜面に三木清の哲学碑があり、この前の道を「哲学の小径」といいます。
白鷺山展望台へ至る道から龍野公園動物園を経て、赤とんぼ歌碑までの道を「童謡の小径」といい、八つの童謡歌碑があり、それぞれの歌碑の前に立つと童謡のメロディが流れてきます。
うすくち龍野醤油資料館
龍野醤油醸造の始まりは、天正十五年(1587年)と伝えられています。
昭和初期まで倉人が使っていたこうじむろ・桶・樽などの製造用具、文献、資料が一堂にそろえてあり、醤油造りの今昔を見ることが出来ます。
醤油会社本社であったレンガ造りの建物は平成二十年四月に国の登録有形文化財に登録されました。
旧脇坂屋敷周辺
旧脇坂屋敷周辺には白壁の土塀が続き、静かで落ち着いた「城下町龍野」のイメージが今も残っています。
如来寺周辺
浦川に接して、寺院・醤油蔵などがあり、城下町龍野の情緒が残っています。如来寺境内には露風の歌碑と筆塚があります。
綾部山梅林
【詳細情報】
24ヘクタールの広大な綾部山丘陵に「一目2万本」「梅の見える」梅林として西日本一といわれる綾部山梅林があります。
眼下には瀬戸内海国立公園が広がり、瀬戸の島々が一望できる風光明媚な梅林です。
揖保乃糸・資料館 そうめんの里
【公式HP】
播磨の地に生まれ育った手延素麺を紹介し、その歴史ある伝統を学び、味わいを体験するテーマ館です。
場所 たつの市神岡町奥村56
TEL 0791-65-9000
開館時間 9時~17時、レストラン「庵」は11時~21時
休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
入館料 大人300円、中・高校生200円、小人100円
永富家住宅・秋恵園
(国指定重要文化財)
永富家は鎌倉時代から続いた旧家で、龍野藩内屈指の豪農です。書院風の座敷構えをもつ十二間取りの主屋などがあります。
また、門前に広がる秋恵園では、6月に花菖蒲が咲き、訪れる人の目を楽しませてくれます。
場所 たつの市揖保川町新在家337
TEL 0791-72-4323
開館時間 10時~16時
休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
入館料 高校生以上300円、中学生250円、小学生200円
1月
消防出初式
新春の風物詩として、揖保川河川敷千鳥ヶ浜で開催されます。甘酒を飲みながらの多彩なアトラクションも人気です。(龍野)
たつの市凧あげ祭り
日本の凧の会の皆さんによる凧あげ講習会や、全国各地の珍しい大凧、参加者皆さんの手作りの凧が大空いっぱいに舞い上がる様子はどこか懐かしく時間を忘れてしまいそうです。(龍野)
2月
みつ梅まつり
御津には、世界の梅の品種を集めた「世界の梅公園」や、一目2万本の「綾部山梅林」があります。
みつ梅まつりは、キャラクターショーなどの盛りだくさんの内容で、その観梅の始まりを告げるイベントです。(御津)
3月
みつ菜の花まつり
菜の花畑約10haを一望できる綾部山梅林のふもとでは、幅広い年齢層からなる市民参加型のみつ菜の花まつりが開催されます。
その他にもアトラクション、たくさんの模擬店で一足早い春を満喫してください。(御津)
4月
龍野さくら祭と武者行列
県下有数の桜の名所・龍野公園。一目3,000本といわれる桜の満開はとても美しく、4月上旬には龍野さくら祭が開催され、武者行列が繰り広げられます。(龍野)
5月
花と緑のフェスティバル
「花の好きな人 緑が好きな人 みんな誘って遊びにおいでよ!」をテーマに、会場を花でいっぱいに飾り、花や特産品の即売、アトラクションなど地域活性化イベントとして開催しています。(揖保川)
7月
童謡の祭典
赤とんぼ文化ホールで、童謡の合唱と演奏をする市内音楽団体総参加の楽しい手作りの音楽会。(龍野)
納涼ふれあいまつり&花火大会
JR播磨新宮駅前から、新宮中央通商店街までの間を中心に繰り広げられる夏のビッグイベントです。
当日は地蔵盆としても多くの屋台やバザーなどが出店され、大ビンゴ大会やキャラクターショーなどの数々のイベントとともに、フィナーレでは、大輪の花火が新宮の夜空に光と音のハーモニーをかもし出し、子どもから大人まで多くの観客の目を楽しませます。(新宮)
揖保川いかだ下り大会
趣向をこらした手作りいかだに乗って揖保川を下るもので、子どもから大人まで一緒になって夏の一日を満喫出来ます。(揖保川)
みつ海まつり
関西随一の遠浅海岸、新舞子海岸周辺を会場に行われる夏のビッグイベント。海上に設置されたステージでは、よさいこい踊りなどの多彩なイベントが繰り広げられます。海岸に夕闇がせまる頃、地域の伝統行事である"火揚げ"が行われます。フィナーレは、海上に現われる500mの仕掛け花火"ナイアガラの滝"。水面に映る花火はとても幻想的です。(御津)
8月
龍野納涼花火大会
第1土曜日、揖保川河川敷千鳥ヶ浜で繰り広げられる夏の一大イベントです。光と音のハーモニーが龍野の夜空を鮮やかに彩り、趣向を凝らした仕掛け花火が観客の目を楽しませます。(龍野)
八朔のひな祭り
八朔とは旧暦8月1日(朔日)のことです。一般にひな祭りといえば3月3日ですが、室津では八朔のひな祭りとして旧暦の8月1日に行ってきました。室津の家々ではお雛様を飾ったり、ひな遊びが行われます。(御津)
9月
観月の夕
伝統行事である観月を古式ゆかしく楽しんでもらおうと、中秋の名月の夜、龍野城で観月の夕が開催されます。お茶会や、邦楽の演奏も行います。(龍野)
10月
三木露風賞新しい童謡コンクール入賞詩発表会
童謡の振興の為、童謡の里龍野から全国に向け、新しい童謡の創造を目指した作詩コンクールです。(龍野)
馬場コスモスまつり
揖保川町馬場では、約5万平方メートルの休耕田に赤・白・ピンクのコスモスが大地を染めるように咲き誇ります。満開を迎える頃にイベントを開催しますので、秋の一日を満喫できます。(揖保川)
たつの市商工産業まつり・大綱引大会
揖保川せせらぎ公園では、500mの大綱引大会ともちほり大会・福引抽選会・模擬店・展示即売会・フリーマーケットなど楽しいイベントが行われます。(揖保川)
11月
たつの市民まつり
「みんなでつくる、みんなのまつり」というスローガンのもと、市民一人ひとりの自由な発想と創意工夫によって行われる市民総参加のまつりです。市役所周辺では、たくさんのオープンイベントや、市民パレードが繰り広げられ、大勢の観衆でにぎわいます。(龍野)
オータムフェスティバルin龍野
紅葉のシーズン真っ只中、城下町のなごりがいたる所で見られる龍野の町並みをゆっくり散策して楽しみます。町家・醤油蔵・寺院などでさまざまなイベント・模擬店・展示が催されます。(龍野)
東山公園もみじまつり
国民宿舎志んぐ荘に隣接する東山公園は、紅葉の名所として知られ多くの人が訪れます。自然とふれあうイベントを開催し、期間中はライトアップを行い夜も楽しめます。(新宮)