「黒田官兵衛特集」では、NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」の主人公でもあり、はりま・姫路生まれの黒田官兵衛(くろだかんべえ)について、ご紹介していきます。
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下克上が当たり前の戦国乱世の武将の中で、官兵衛は生涯において主君を裏切ったことも、家臣を手をかけたこともなく、家臣たちから大変慕われていたそうです。
その官兵衛の家臣の中でも、精鋭24名が「黒田二十四騎」といい、その中でも特に優秀な功績を残した8名が「黒田八虎(くろだはっこ)」と呼ばれています。
◆黒田八虎◆
◇黒田利高(兵庫) [くろだとしたか(ひょうご)]
官兵衛の実弟であり、官兵衛の隠居後、家督を継いだ長政の後見人を務めました。
◇黒田利則(養心) [くろだとしのり(ようしん)]
官兵衛没後、一門の長老のような立場で家中を支えた人物です。
◇黒田直之(図書) [くろだなおゆき(ずしょ)]
官兵衛の異母弟で、熱心なキリスト教信者として知られている人物です。
◇栗山利安(備後) [くりやまとしやす(ぼんご)]
官兵衛がもっとも信頼した家臣と言われている人物で、黒田家の三家老(井上之房・母里友信と合わせた3名)の中でも筆頭格の家老。
◇井上之房(周防) [いのうえゆきふさ(すおう)]
黒田家の三家老のひとりで、無双の槍使いと賞された敵将を討ち取った人物です。
◇母里友信(太兵衛) [ぼりとものぶ(たへえ)]
黒田家の三家老のひとりで、謡曲「黒田節」で謡われる「黒田武士」の代名詞といわれる人物です。
◇後藤基次(又兵衛) [ごとうともつぐ(またべえ)]
華々しい戦果をを挙げた勇将。官兵衛の没後は、黒田家を出奔しましたが、後に、帰順したと言われています。
小説や、漫画などにもよく登場している人物です。
◇黒田一成(美作) [くろだかずなり(みまさか)]
官兵衛を有岡(ありおか)城に幽閉した荒木村重(むらしげ)の家臣の子。
幽閉されていた際受けた恩を忘れず、有岡城落城後、官兵衛が引き取り長政の弟同然に育てました。
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★【黒田官兵衛特集】黒田二十四騎・黒田八虎【2】に続く
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