酒の仕込みをされていると聞いて、宍粟市にある「老松酒造」さんにお邪魔しました
早朝の凛とした空気の中、湯けむりの立つ老松酒造さんです
アツアツの蒸米を取り出し、ベルトに乗って次の工程へ
放冷機を通ったあと、蒸米に「もやし」と言われる「麹菌」を振り入れて植えつけます。
麹菌を植え付けた蒸米を「室(むろ)」(麹室)に、布で包んで次々に運びこんでいきます。
みなさん、息の合ったチームプレイです
室へ運び入れます。
このように室に集められた蒸米は、また包まれ、「麹」にするため、まる2日間寝かせるそうです
下の写真は櫂(かい)で混ぜているところです。撹拌をして発酵をうながします。
杜氏さんにお話をうかがうこともできましたよ
”やはり仕込みが大切。”
温度管理には大変に気を配られるようです。
今年は雨のあと、猛暑続きで原料米が複雑な状態で、そのあたりも考慮が大事とのことです。
気候に左右されるものですので、設備はあっても自然の影響には大変に気を配られます。
自然の力はすごいですね
”気に入るというところがないですね。やはり毎年毎年が勉強です。”
酒造りに携わって60年とおっしゃる杜氏さんの言葉が、心に浸み入りました。
集中的に短時間で最適の温度、最適の条件でつくりたいため、力を合わせて一気に仕込みます。
精魂込めての短時間勝負です。
みなさんに集まっていただき、パチリ おいしいお酒が楽しみです
老松酒造さんはこちら → 老松酒造 ← クリックしてみてね
(宍粟市山崎町)