姫路市産業局主催のマチヅカイ大学の「エコな駅前づくりチーム」の取り組みで、2017年2月17日(金)と18日(土)にJR姫路駅北サンクンガーデン内にて、変化する姫路の自然を駅前に再現する「えきまえ里山」が行われました
マチヅカイ大学とは、「姫路駅北にぎわい広場」を舞台に、自分たちのまちには、どのような課題があり、何をすべきか、自ら考え、実行する実践型の勉強会で、そのグループのひとつ「エコな駅前づくりチーム」は、姫路の里山で自生する樹木、姫路の土を使って、駅前を改善する取り組みを行っています
今回、サンクンガーデン内の1.5m四方の場所に、里山の土と多様性に富んだ植物を二日間かけて移植しました
その様子をご紹介します
まず、2月17日(金)は、土の入れ替えが行われました
ピオレ姫路の北側、サンクンガーデン内の西側のところにあるスペースには既に木が植わっています。その植わっている木と土を一旦で外に掘り出します
ひたすら土を外へ掘り出す作業は大変な作業です
みなさまの額に光る汗がとても大変な作業だということを物語っています
既存の土を掘りだしたあとは、外に取り出した真砂土と姫路の土を混ぜ合わせたものをこのスペースに入れました
ボランティアの方も参加されており、掘る人、土を運ぶ人・・・連携プレーで何時間もかけて作業をされていましたよ
続いて2月18日(土)は、植栽が行われました
この日も子供から大人までボランティアの方が多く集まられていました
移植する植物は、南山田町の山から一旦敷地外移植が行われており、事前に移植の準備をされていたそうです
みなさまの手によって、植物が綺麗に植えられていきます
コナラ(落葉)、ユズリハ(常緑)やツゲ(常緑)などその種類はさまざまです
常緑と落葉を植えることによって、冬場には緑を、さらに季節感も感じてもらえるようにと考えられたそうです
どの角度からも綺麗に見えるようにと事前に考えていた配置とは違う配置にされたりといろいろ工夫されていましたよ
「エコな駅前づくりチーム」とボランティアの方々の力で移植が完了しました
「この二日間、地元の方のパワーを感じられました。これで完成ではなくこれからがスタート。みなさまに楽しんでいただけるように管理を継続していきます。」
「エコな駅前づくりチーム」の方の言葉通り、植物がこれからどんどん成長していく中で、植物の状態を保っていくためには管理の継続が必要不可欠です。
これから市民の方などと協力して管理されていかれるそうです
姫路の玄関口、地元の方も通ることが多くあるこの場所に植えられた姫路の植物がこれから季節の移ろいとともにどんな姿を私たちに見せてくれるのかとても楽しみですね
(兵庫県姫路市駅前町)
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