6月7日(トライやる4日目)、革の里に行ってきました
姫路は、革の産地です。そもそも、どうして姫路で皮革産業が盛んになったのでしょうか?それには、以下の理由が挙げられます。
1、革なめし(なめし=加工技術)をするのにふさわしい市川という穏やかな流水と、広い草原があったため。
2、西日本では多くの牛が飼われていたので、皮革の集荷が容易であったため。
3、瀬戸内海式気候の特徴として、比較的温暖で雨も少ない土地であったため、天日に干す革晒しに好都合であったため。
4、革の保存と処理に必要な塩の入手が容易であったため。
5、大阪・京都など政治・消費の中心地と近い関係にあったため。
1500年の歴史と伝統があり、全国シェアは、なんと70%なんです 全国の皮革のほとんどが姫路で作られているなんて、驚きですね その姫路の革についてたくさん知れる施設が、革の里です。
まず、革の里について紹介します
レザータウン姫路 革の里
皮革産業発祥の地である高木地区に、平成19年(2007年)に開設された皮革のアンテナショップ。店内には、馬・牛のたくさんの革があり、近隣の革の製作所で作られたかばん・ポーチなども展示されています
そして、体験もやっており、誰でも革細工を作ることができます
工場のような所なのかと思っていましたが、そうではなく、姫路の革のことがいろいろ知れる施設でした
私は、ペンケース作りの体験をしました そのことを紹介します
(1) のりをつけます。ここで使ったのりは、すぐに乾かず、ずれると貼りなおしたりすることができます。
(2) 小さいほう(ペンの先)は、角から引っ付けていきます。大きいほう(ペンの本体)は、丸いほうから、最後に角を引っ付けます。ずれないように、慎重に~
(3) 針を通すための穴を開けます。こんな器具を使います。
革が少し硬いので結構力が要ります。突き抜けるまでたたいて・・・
(4) 太めの針を使って、縫います。糸も、太かったです。
縫うのも、少し力がいます 指が痛い ・・・
(5) 最後に、革をならすために、ハンマーでたたいて・・・
完成
結構いい感じに出来ました 初めてだったけど、先生が丁寧に教えてくださり、良いものができました 。描き心地もよく、大人になっても使えるので、大切にしたいと思います 製作時間・・・約25分
姫路の革について、革の里の方に、インタビューさせていただきました
Q、外国でも使われていますか?
使われています。
(在ベルギー日本国大使館で姫路産天然皮革を使用した皮革製品を3点展示 ⇒300人以上見る!)
Q身近には、どんなところで使われていますか?
カバン、財布、ソファなどに使われています。
Q姫路の革と、他の革ではどんな違いがありますか?
馬革の8割が姫路の革でできています。そして、丈夫なところです。
今回の取材で、姫路の革のことはあまり知らなかったのですが、姫路の革の歴史や伝統、どのように使われているかなどが知れたので、良かったです。 もっと姫路の革について知りたいと思いました 自分が大人になったら、姫路の革で作られたものを使いたいと思いました
体験
レザークラフト体験 毎月第3日曜日・第1、3木曜日
※要予約
無料(材料費は別途要)
他にもあるので、気になる人は調べてみてください
レザータウン姫路 革の里アクセス
住所 〒671-0255 姫路市花田町小川1180-1ポケットパーク花田内
電話 079-253-7115
営業時間 10:00~17:00
定休日 月曜日、年末年始
みかん