仕込み風景 -老松酒造-

酒の仕込みをされていると聞いて、宍粟市にある「老松酒造」さんにお邪魔しました :aicon_bbs20:

早朝の凛とした空気の中、湯けむりの立つ老松酒造さんです :hana-ani03:

  

アツアツの蒸米を取り出し、ベルトに乗って次の工程へ :kao-a02:

放冷機を通ったあと、蒸米に「もやし」と言われる「麹菌」を振り入れて植えつけます。

麹菌を植え付けた蒸米を「室(むろ)」(麹室)に、布で包んで次々に運びこんでいきます。

みなさん、息の合ったチームプレイです :kao-a02:

室へ運び入れます。

  

このように室に集められた蒸米は、また包まれ、「麹」にするため、まる2日間寝かせるそうです :kao-a02:

下の写真は櫂(かい)で混ぜているところです。撹拌をして発酵をうながします。

杜氏さんにお話をうかがうこともできましたよ :kao-a02:

”やはり仕込みが大切。”

温度管理には大変に気を配られるようです。

今年は雨のあと、猛暑続きで原料米が複雑な状態で、そのあたりも考慮が大事とのことです。

気候に左右されるものですので、設備はあっても自然の影響には大変に気を配られます。

自然の力はすごいですね :aicon_bbs20:

”気に入るというところがないですね。やはり毎年毎年が勉強です。”

酒造りに携わって60年とおっしゃる杜氏さんの言葉が、心に浸み入りました。

集中的に短時間で最適の温度、最適の条件でつくりたいため、力を合わせて一気に仕込みます。

精魂込めての短時間勝負です。

みなさんに集まっていただき、パチリ :camera:   おいしいお酒が楽しみです :w01:

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(宍粟市山崎町)