酒の仕込みをされていると聞いて、宍粟市にある「老松酒造」さんにお邪魔しました 
早朝の凛とした空気の中、湯けむりの立つ老松酒造さんです 


アツアツの蒸米を取り出し、ベルトに乗って次の工程へ 

放冷機を通ったあと、蒸米に「もやし」と言われる「麹菌」を振り入れて植えつけます。
![[1]](http://harimarche.com/blog/wp-content/uploads/2010/12/1.jpg)
麹菌を植え付けた蒸米を「室(むろ)」(麹室)に、布で包んで次々に運びこんでいきます。


みなさん、息の合ったチームプレイです 

室へ運び入れます。
このように室に集められた蒸米は、また包まれ、「麹」にするため、まる2日間寝かせるそうです 

下の写真は櫂(かい)で混ぜているところです。撹拌をして発酵をうながします。


杜氏さんにお話をうかがうこともできましたよ 
”やはり仕込みが大切。”
温度管理には大変に気を配られるようです。
今年は雨のあと、猛暑続きで原料米が複雑な状態で、そのあたりも考慮が大事とのことです。
気候に左右されるものですので、設備はあっても自然の影響には大変に気を配られます。
自然の力はすごいですね 
”気に入るというところがないですね。やはり毎年毎年が勉強です。”
酒造りに携わって60年とおっしゃる杜氏さんの言葉が、心に浸み入りました。
集中的に短時間で最適の温度、最適の条件でつくりたいため、力を合わせて一気に仕込みます。
精魂込めての短時間勝負です。

みなさんに集まっていただき、パチリ
おいしいお酒が楽しみです 
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(宍粟市山崎町)