播州織工房館さんで開催中の昭和展へ行ってきました
工房館の中へ足を踏み入れると、約100点の播州織生地見本がずらりと並んでいました
展示されていた生地の一部をご紹介します
まずは、ラペット織
ラペット織は、薄手の平織りの生地にドットや幾何学模様、レース柄を入れながら織りなすものです。
平織りのシャトル織機にラペットという特殊な機械を設置し、刺繍のように模様を織りあげていきます。
機械を設置し、刺繍のように模様を織りあげていきます。ラペット装置は太い針(ニードル)と太い糸を使用し経糸の上を左右に移動します。
続いてヤシマグ
先ほどご紹介したラペットの中でも特に有名なのは、アラビアなどの遊牧民が中東のターバンとして使用されているヤシマグです。
アラファト議長も愛用しているヤシマグは砂漠地帯の多い中東圏に欠かせないものです。
砂嵐を避けるため、顔を覆い、先が透けて見えるように、細番手の極薄の生地を使用しています。
また、直射日光を避けたり、防寒にも役立てられます。
ヤシマグは形状がヤシの実に似ていることから、由来されています。刺繍のような織になっており、柄に使われる糸は1本の糸で繋がっています。
この他にも機の工具など懐かしいものがたくさん展示されていました
昭和展の開催期間は、10月2日(火)~10月13日(土)までです
この機会に是非、懐かしの播州織をご覧くださいね
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播州織工房館
TEL:0795-22-3775
営業時間:11:00~17:00
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)
兵庫県西脇市西脇452-1
アクセスマップ
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