今年も、たつの市御津町室津の「八朔のひなまつり」へ行ってきました
海に面したこの街を、海の潮風を感じながら、マップを片手に散策することができます
雛人形を見学したり、ワークショップに参加したり、室津の街を楽しむことができます。
●イベント概要
第16回 八朔のひなまつり[たつの市]
【とき】2018年8月25日(土)~9月2日(日)9:30~17:00 (各民家は10:00~15:00)
【ところ】たつの市御津町室津地区
≫詳細情報「はりまの話題・第16回 八朔のひなまつり[たつの市]」はこちら
●由来
室山城落城の際、非業の死を遂げた花嫁の鎮魂のために半年おくれの八朔に、ひなまつりを延長したと言われています。これが8月にひなまつりを開催する由縁となったそうです。
また、「八朔」とは旧暦8月1日のこと。瀬戸内海地域では、米の粉で人形や動物、野菜などの形をつくる風習があったことや、これらを八朔雛とよんでいたそうです。
●見どころ
今年もたくさんの雛人形が飾られていました(*^_^*)
家や店に飾られた人形は、自由に見学することができます。
近くには、賀茂神社もあり、室津の海を一望することができます。民家以外にも、神社やお寺、「民俗館」「海駅館」もあります。(一部、入館料が必要です)
見学できる箇所は、番号のついた旗が掲げられています。
「こんにちはー」と言って、お邪魔いたします。
雛段にタペストリー、天井からぶら下げる雛飾りなどが並んでいて、かわいい
素材も、ちりめん布や陶器などさまざま、大きさもさまざま、いろんな違いを見つけることができます。写真中央にあるキャラクターは、「はっちゃん」「さくちゃん」ですね!
顔出し看板も設置されているので、見つけてみてください!
こちらは14番。郵便局の雛人形。とっても小さなお雛様がありました。
今年はこちらでパンフレットを一枚、頂きました(*^_^*)
15番のお家へお邪魔しますと、御殿飾り雛が見学できました。
初めて拝見しました
雛段の最上段に御殿があります。
「家の雛人形ではないけれど、こうして八朔にお披露目させていただいてる」と奥様。
おしゃれカバンや小物の販売もされていました。
お次は、17番「海駅館」
吹きぬけの天井から吊るされた飾りも、とても綺麗です。
こういった古民家の建物を見ることができるのも、見所の一つですね。
「海駅館」の土間はどなたでも見学することができました。お座敷は、入館料200円がかかります。
室津の歴史や船、当時の時代背景をテーマに展示品が並んでいます。
また二階には、「石ころあーと展」が開催されています。
ほのぼのとした絵が描かれていて、石に書かれている絵ということを忘れてしまうほど、かわいいです。是非、実際にご覧になってみてください!
また15番では、8月29日(水)10時より石ころあーと教室 が開催されるそうです。
「八朔のひなまつり」では、コラボも開催されています。
福祉施設と神戸芸術工科大学と街とのコラボ・アートプロジェクトの発表の場のひとつとして、この室津の街があるとか。先生が室津の街をたいへん気に入られたと、お聞きしました。
今年のデザインは、このこいのぼりです。散策しながら、探してみてはいかがでしょうか。
その他にも、ハンドメイド雑貨の展示、販売。
和雑貨作り体験(期間中)、日時限定のワークショップもあり、ワイワイと楽しそうにされてました(^O^)/
本当に楽しそうでしたし、先生は優しそうでしたよ。
室津産牡蠣の缶詰も
「八朔のひなまつり」は、9月2日(日)まで開催しています。
●アクセス
室津海駅館を目指すとよいですよ。
(姫路方面から)道の駅みつから2.5kmほど道なりに西へ。室津港手前の坂を下りた先にあります。
(公共交通機関)山陽電鉄「網干駅」を下車、タクシーで約30分
【関連リンク】
≫2017年取材日記「8/26~9/3 八朔のひなまつり室津に行ってきました」はこちら
≫はりまのイベント情報「はりまの話題」はこちら
≫室津の街並みを描く画家 森下きよし氏のアートギャラリーはこちら
(室津海駅館・たつの市御津町室津457)
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