【開催期間】2013年10月5日(土)~12月1日(日) ※月曜休館
【開催時間】9:30~17:00 (入館は16:30まで)
【開催場所】兵庫立考古博物館 特別展示室(地図)
【料金】大人 500円/大学生 400円/高校生 250円/中学生以下無料
【アクセス】JR「土山駅」より徒歩約15分
【お問合せ】兵庫県立考古博物館 TEL:079-437-5589
兵庫県の中世史を語るうえで欠くことのできないものに播磨国守護赤松氏があります。赤松氏は円心則村(1277~1350)の時、後醍醐天皇の命に応じて 鎌倉幕府倒幕に尽力し、後には足利尊氏に従って室町幕府の成立に果たした多大の功績により嘉吉の乱後の一時期を除いて戦国時代に至るまで播磨国守護として 君臨します。一方、戦国時代末期の播磨に赤松氏の陪臣の子として生まれた黒田官兵衛孝高(よしたか)は、羽柴秀吉の軍師として縦横に知略を巡らし、やがては天下人秀吉さえも恐れさせた播磨が生んだ英雄です。
今回の展覧会では、赤松氏ゆかりの遺跡から出土した発掘資料や伝世資料を通して、円心に始まる南北朝時代の赤松氏の台頭から戦国時代末期の黒田官兵衛の登場と赤松氏の滅亡までをたどります。