萩焼の大きな特徴は、焼き締りの少ない柔らかさと吸水性にあります。吸水性があるため長年使ううちに茶や酒が浸透して茶碗の色彩が変化します。茶人の間では「茶馴れ」といって珍重されています。
今回の展覧会では、重要無形文化財「萩焼」保持者である、十代 三輪休雪(休和)、十一代 三輪休雪(壽雪)の作品を中心に25点を展示するほか、絵画では、山下清《金町の魚釣り》や、伊東深水《蛍》、など夏季展にふさわしい夏ならではの作品他、全22点が展示されます。その他、常設で隠崎隆一の備前焼作品、古備前壷も展示されます。
【開催期間】 2013年6月26日(水)~8月25日(日) ※火曜休館
【開館時間】 10:00~18:00 (入館は、17:30まで)
【開催場所】 三木美術館 (地図)
【入館料】 一般600円/大・高生400円/小中生100円
【お問合せ】 三木美術館 TEL:079-284-8413